手作業にこだわる。
製造業において、コンピューターやAIによる自動化はもはや時代のトレンドとも呼べるものですが、縫製はいまだにそのほとんどの工程が手作業です。お客さまの肌に直接触れるものを作っている以上、その良し悪しは人間の目や手でないと計り知れないものです。玉一商店の商品は、オペレーターがそんな思いを一着一着に込めて作っています。
自社工場
玉一商店では、その生産においてメインとなるのは海外の協力工場ですが、自社(本社・ノースセンター)にも工場を持ち、主にパンツやブラウス等の生産を行っています。
裁断から縫製まで、一連の工程が社内で完結し、厳しい品質検査を経て、メイド・イン・ジャパンの名に恥じない製品を世に送り出しています。
ミャンマー工場
2014年、玉一商店はその生産力をより向上させるため、アジア最後のフロンティアとも目されるミャンマーに自社工場(HOPEONE COMPANY Co.)を設立しました。
現地のスタッフとのコミュニケーションを大切にし、教育や指導を根気良く続けた結果、現在では年間30万着を生産できるレベルにまで達しました。
ミャンマー工場は、今後も玉一商店の根幹を支える製品作りのメイン拠点であり続けます。
海外協力工場
ミャンマーのほか、玉一商店ではインド、バングラディッシュ、中国、韓国など、多くの国の協力工場と連携し、縫製はもちろん、生地やボタンなどの附属品の調達を委託しています。
最新機器による効率化。
縫製こそ手作業ですが、それを補助する様々な専用ミシンや裁断機等を積極的に導入し、縫い手の負担軽減や生産効率のアップに寄与しています。とりわけミシンはその工程により多彩な機種があり、玉一商店では生産性向上のため、それらに惜しみなく設備投資を行っています。
ポケットセッター
パンツのポケット縫いは多数の工程を必要とし、生産向上の観点からボトルネックになっていました。JUKI製のポケットセッターを導入したことで、格段に作業効率が上がり、生産性向上に大きく寄与しています。
自動裁断機
本社工場ではカワカミ製、ミャンマー工場では島精機製の自動裁断機(CAM)をそれぞれ導入しています。裁断は多くの手間と人員が必要で、また切ってしまったら取り返しがつかない性格のものであり、自動裁断機の導入で格段に生産性が向上し、またミスも大幅に減少しました。


